【実は簡単に作庭できる】苔庭っていいよねという話
皆さんこんにちは。
庭革命株式会社 代表の清水です。
今回はさっそく、苔庭について話したい。
寺院や日本庭園では必ずといっていいほど存在している『苔』
光の入り具合で苔の色が深緑や鮮やかな緑色に変化し、とても神秘的です。
そんな苔庭を作るのは比較的簡単で、手入れも難しくないんです。
苔庭を作庭する際に抑えておきたいことは2つ
1.苔を張る位置を決める
まずは、庭のどこに苔を張るか決める。庭全体に苔を敷き詰めるのも素敵ですが、一部分のみに絞ってもモダン調になってお洒落ですし管理もしやすいですよ。
苔の特徴として、適度に湿った場所を好みますが、実は蒸れには弱いです。水はけがよく空気が入れ替わる場所を選ぶことが大切です。
2.バランスを意識して苔を張る
場所が決まれば、実際に苔を張ります。水はけをよくするために、5センチほど砂利を敷くことがポイントです。砂利を敷いたら1センチほどの間隔をあけて水に浸した苔を配置していきましょう。
1センチの隙間には、砂利を敷きます。苔を張り終わったら、上からうっすらと砂利をかけます。これで、苔を張るのは完了です。作業としてはとても簡単ですね。
苔を張り終えた後の手入れは、、、、
できるだけラクだと嬉しですよね。実は、苔の手入れは肥料を必要としません。
水やりは最初の2ヵ月間は週に3回まんべんなく灌水してあげますが、そのあとは自然に任せて大丈夫。
水やりのタイミングは、炎天下の時間帯以外で行うことが望ましいので、早朝か、夕方に灌水してあげましょう。
苔庭にした際のデメリットは?
苔は手入れを必要とせず、カンタンに育成できるのがメリットです。しかし、庭で育成させる場合は雑草取りが面倒というデメリットも。
実は苔って雑草が生えてしまうと弱ってしまいます。見栄えにも美しくありませんので、雑草が生えたらこまめに取り除いてあげましょう。
苔庭におすすめの種類3選
1.スギゴケ
日本庭園や寺院などでよく見る苔は、スギゴケであることが多いです。杉のような葉でボリューム感があるのが特徴です。
流通量も多く、カンタンに手に入りやすいのも人気のポイントです。
一日中日が当たっているような場所や、半日だけ日が当たるような場所で育ちます。育てる時は、湿度を常に一定に保てるよう管理する必要があるので少しコツが入ります。
2.スナゴケ
上から見ると星のような形の葉が特徴的で、色はライトグリーンで先端は白っぽく、ほかの苔と比べると明るい印象なスナゴケ。
苔の中でも耐陽性であり繁殖力もあるため、初心者でも育てやすいです。どの苔にしようか迷ったら、スナゴケを選ぶことをおすすめします。
3.カモジゴケ
髢(かもじ)の名の通り、髪を結う時に使う添え髪のような、動物の尻尾状の形をしているのが特徴です。乾燥すると葉が鎌のような形になります。
半日陰地を好み、乾燥にも夏の暑さにも積雪にも強く丈夫で育てやすいため、初心者にも扱いやすいです。
屋外であれば自然の降雨で十分育ちますが、日照地では涼しい時間帯に水を与えましょう。
1種類だけではなく複数種類の苔を張りたい場合は、日当たりを考えながらバランスよく配置するのが大切です。
成長すれば、さまざまな種類の苔が複雑に絡み合ったあなただけの森ができますよ。
おわり。
苔庭は花壇や植木ほど手入れの必要がなく、初心者でも比較的カンタンに作庭できる。なによりも、丸みのある見た目が愛らしく、見ているだけで癒されますよね。
神秘的な苔庭作庭を検討してみてほしい。
それでは今回はこの辺で。
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