【日々の手入れが大切】樹形が美しいシダレザクラ
皆さんこんにちは。
庭革命株式会社 代表の清水です。
今回は早速、シダレザクラをご紹介したい。
『サクラ』といえばソメイヨシノも有名ですが、優美なシダレザクラも魅力的ですよね。
垂れ下がった枝に白やピンクの花をつけるのが最大の特徴で、春になると日本全国でシダレザクラを鑑賞することができます。
シダレザクラの開花時期は3月下旬から4月頃。ソメイヨシノよりも1週間早い開花でひと足先に花見を楽しむことができるんです。
シダレザクラには、八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)や清澄枝垂(キヨスミシダレ)などさまざまな品種があります。
そんなしだれ桜は寿命が長く、福島県の「三春滝桜」は樹齢1000年を超えています。「三春滝桜」はベニシダレ桜という品種で、日本三大桜のひとつです。
シダレザクラの育て方は?
シダレザクラは、普段の手入れが欠かせません。灌水や肥料など怠らないように世話をしてあげましょう。
また、鉢植えで育てる場合は、根腐れを起こさないように植え替えが必要です。
根をなるべく触らないよう、涼しい時期の11月に行いましょう。
シダレザクラの剪定方法は2種類
1.芯止め
芯止めとは、目標の高さになった主幹を切ることです。止めた主幹から脇芽が生え枝となり、傘上に伸ばして垂れ下がります。
シダレザクラが目標の高さまで成長したら、それ以上大きくならないように「芯止め」をしましょう。
盆栽や鉢植えなどで小さく育てたい場合も、芯止めで好みの大きさに育てることができますよ。
2.間引き
シダレザクラは頻繁に剪定をしなくても、美しい樹形を保ってくれる樹木です。しかし、混み合う枝があれば間引き剪定をして風通しをよくする。
また、株元から生えるヒコバエ(ヤゴ)も根元から切り落とすことが大切です。
剪定時期は冬ですが、夏も枝の込み具合が気になるなら剪定をしても問題なし。
その場合は、たくさん切り過ぎないように注意しましょう。
シダレザクラの強剪定はNG
また、シダレザクラに限らず、サクラは強剪定に弱いです。切り過ぎは枯らしてしまう原因になるので、一度に何本も切らずに様子を見ながら行うことがポイントです。
シダレザクラの剪定は、夏の暑い時期は避けて休眠期に入る11月に剪定しましょう。
ですが不要枝と判断したら細く小さな枝の段階で剪定するようにしましょう。こまめに剪定し、日々手入れすることが大切です。
誘引は忘れずに行う
シダレザクラは、樹形を整えるために誘引をします。誘引の仕方は、苗を植え付けた後に支柱を立てて麻紐などで縛って倒れないように固定しましょう。誘引することで、上へ伸びた樹木を育てることができます。
抑えておきたいシダレザクラの病害虫問題
シダレザクラににつきやすい害虫は
コスカシバの幼虫は、幹のなかに入り込んで食害します。幹の皮からヤニが出ていたら、被害にあっている可能性を疑いましょう。
モンクロシャチホコは、葉を食す害虫です。どちらの害虫も見つけ次第駆除し、日頃から観察して被害にあわないように注意しましょう。
病気は、テング巣病にかかりやすいです。枝が細く糸状に分かれていたら、被害を疑いましょう。
また、ハサミからも感染するため、剪定の際は消毒を行うなどして被害を広げないように注意することが重要です。
剪定や誘引、害虫駆除など自分で作業するのは一苦労ですよね。そんな時は専門の植木屋さんに依頼して、手入れをしてもらうのも良いでしょう。
一応、弊社庭革命の見積もりフォームも載せておく。
おわり。
美しいシダレザクラを育てて、綺麗な樹形や花を楽しんでほしい。
それでは今回はこの辺で。
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